アメリカ・フロリダ州で、住宅に清掃員が入り、住人が誤って発砲する事件が起きた。
この記事の画像(19枚)アメリカ・フロリダ州。夫婦が住む住宅の庭に、帽子をかぶった男性の姿があった。
男性は、家の中をのぞき込むような仕草を見せる。
男性がライトで足元を照らし、プールサイドをうろついていると…。
家の中から、男性に向かって銃撃。
撃ったのは、この家に住む夫。
夫は「侵入者だと思った」と言うが、相手はこの夫婦が頼んだ、自宅のプールの清掃員だった。
夫は勘違いから、自分たちで雇った男性に向かって、30発以上も発砲した。
正当防衛法で無罪に
ところが、夫は無罪になっている。一体、なぜだろうか。
その理由は、フロリダ州の正当防衛法だ。
「身の危険を感じた時は、銃撃が認められる」という法律が適用されたのだ。
この法律、かつては、黒人少年殺人事件(2012年)にも適用され、大きな抗議活動も起きた。
今回、銃撃された男性は軽いケガで済んだという。
(「イット!」 6月30日放送より)
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