6月18日、新潟県南魚沼市で撮影されたのは、立ち入りが禁止されている線路内に侵入して歩く人物の様子。

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周囲を警戒する様子はなく、悠々と歩いているように見えます。

実はこの数分前、偶然付近を車で通った撮影者は、この人物が線路に侵入する瞬間を目撃!

撮影者が運転していた車のドライブレコーダーの映像
撮影者が運転していた車のドライブレコーダーの映像

鉄道関係の仕事をしていたこともあり、慌てて車を降り、スマートフォンでこの人物の行動を撮影したといいます。

一歩間違えれば、命を落としかねない危険な行為。一体なぜ、線路に侵入したのでしょうか?

動画を撮影した鉄道関係者:
駅に行くための道が、近い道がなくて、この道から行くには遠回りしなければいけないので、線路を横断してショートカットして行ったのではないかと思います。

線路に侵入した場所から約300m先にあるのが、JR上越線の石打駅。

改札は、この人物が線路内に侵入した場所から線路を挟んで反対側にしかありません。道路を歩いて行くと10分ほどかかります。

さらに、もう一つの可能性も。

動画を撮影した鉄道関係者:
侵入した人物が大きなバッグを背負っていたので、撮影の機材か何か入ってるんじゃないのかな。この先 歩いていけばフェンスもなく留置線の方に入ることができるので、(撮影のために)立ち入った可能性もあると思います。

この人物が向かう先には、車両を一時的に止めておく「留置線」があり、間近で列車を撮影するために侵入した可能性もあるといいます。
駅を管理するJR東日本は、この映像を確認、「安全確保のため線路内には絶対に立ち入らないでほしい」とコメントしています。

(めざまし8 6月22日放送)