18日正午ごろ、北海道・八雲町で高速バスとトラックが衝突する事故があった。双方の運転手とバスの乗客1人のあわせて3人が心肺停止で、ほか14人が重軽傷を負った。
この記事の画像(9枚)高速バスの後ろを走行していた車のドライブレコーダーの映像には、向かってきたトラックがセンターラインをはみ出し、バスに衝突する様子が記録されていた。
18日正午ごろ、北海道・八雲町野田生の国道5号線で、高速バスと大型トラックが衝突した。
2台とも前方部分が大破し、道路にはガラス片が飛び散り、何頭もの豚が横たわっていた。
目撃者:
トラックの方がセンターライン側に寄った。そのまま避けることもなくバスとガチャンって。ぶつかった瞬間、家畜ががみんな飛ばされてきた。
17人が病院に搬送され、このうちバスの男性運転手とトラックの男性運転手、それにバスの乗客の女性1人のあわせて3人が心肺停止。残る14人が重軽傷を負った。
バスは、札幌駅前を午前7時50分に出発し、函館市の温泉街「湯の川」に向かう予定だった都市間高速バス「高速はこだて号」で、バス会社によると、当時バスには乗客乗員あわせて19人が乗っていた。
一方のトラックは荷台に豚を積んでいて、事故の後、数頭が逃げ出し、その後確保された。