23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日比231ドル07セント安の3万3055ドル51セントで取引を終えた。
債務問題を巡る協議は23日も続いたが、バイデン米政権と野党共和党との調整は難航しており、先行き不透明感から投資家がリスク回避姿勢を強め、売り注文が優勢となった。堅調な経済指標を背景に、FRB=米連邦準備制度理事会の利上げが長期化するとの見方も相場の重しとなった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、160・53ポイント安の1万2560・25だった。