総務省は5月19日、2023年4月の消費者物価指数を発表した。
変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数は、前の年の同じ月に比べ3.4%上昇した。上昇は20カ月連続で、3カ月ぶりにプラス幅が拡大した(3月は3.1%上昇)。
政府による電気・ガス料金の抑制の一方で、食料品を中心に生活必需品の値上がりが続き、高水準の上昇幅が続いている。
食料品では、ハンバーガーが前年同月比18.2%、炭酸飲料16.9%、からあげ12.7%など価格上昇が大きかった。
一方エネルギー関連は、政府によるエネルギー価格抑制策のため、電気代がマイナス9.3%だった。