アメリカ西部モンタナ州で、中国企業が運営する動画投稿アプリTikTokを州として初めて禁止する法律が成立しました。

法律はTikTokがモンタナ州内で事業を展開することや、アプリをダウンロード可能な状態にすることを禁止するものでモンタナ州知事が署名し成立しました。

州としてTikTokを禁止する法律の成立は初めてで、来年1月に施行されます。

利用者への罰則はありませんが、事業者などが違反すると、1件につき1万ドル（およそ137万円）の罰金が科されます。

州知事は「個人情報を中国共産党から守るために禁止した」とコメントしています。

これに対しTikTokは「利用者の権利を守る活動を続け、アプリを使い続けられるよう安心させたい」と反発していて訴訟に発展する可能性もあります。

国際取材部

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