23日投開票が行われた衆参5つの補欠選挙で、自民党が4勝1敗となったことを受け、岸田首相は、24日、首相官邸で記者団に対し、「自民党が重要政策課題だと掲げたものについて、しっかりとやり抜けという叱咤激励をいただいたものであると受け止めている」と述べた。
一方、衆院の解散総選挙を考えているかと問われた岸田首相は、「国民の声を聞き聞きながら、重要政策一つ一つを前進させる、結果を出すことに尽きる」とした上で、「今、解散総選挙については考えていない」と述べた。
岸田政権の中間評価と位置づけられた補欠選挙では、衆院千葉1区、衆院山口2区と4区、参院大分選挙区で自民党候補が勝利し、4勝となった。一方、衆院和歌山1区は、日本維新の会の候補が勝利した。