18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長引くことへの警戒感が根強く、売り注文がやや優勢となり、小幅反落した。
金融引き締めに積極的なセントルイス連邦準備銀行のブラード総裁がさらなる利上げを支持する姿勢を表明したのが嫌気された。また、朝方発表された金融大手ゴールドマン・サックスの2023年1~3月期決算が低調だったことも影響した。
個別銘柄では、医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン、金融のゴールドマン・サックスの下落が目立った。
結局、ダウ平均は小幅反落し、前日比10ドル55セント安の3万3976ドル63セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、前日比4・31ポイント安の1万2153・41だった。