浮いているように見える不思議なティッシュペーパーの箱がTwitterに投稿され、話題となっている。

それがこちらだ。
 

ティッシュの箱でテンセグリティ構造作った!

Twitterに投稿された動画は、ティッシュペーパーの箱が上下に切り離されているにも関わらず、浮いている側もなぜかバランスが保たれている。そしてティッシュを抜くと微妙に揺れている。

この不思議なティッシュペーパーの箱は一体どうなっているのか。

よく見てみると、中央に糸のようなものでティッシュペーパーの箱の上部と下部をつなげている。ただ、糸でつなげているとはいえ、それだけでは説明がつかない。

Twitterでは「なんですか!これは。マジック見てる気分です。」「日常感と非日常感のバランスがまたステキ」などの声もあり、約3万1千件いいねがつくなど、話題となっている。(5月19日時点)

この動画を投稿したのは、東京藝術大学彫刻科に所属している「長田ゆいき」(@happy_newyork)さん。テンセグリティ構造というのも聞き慣れないが、なぜバランスが保たれているのか?投稿者の「長田ゆいき」さんにお話を伺った。

「上のティッシュ箱の左側に重りを入れてバランスを取っています」

ーーなぜ作ろうと思った?

SNSでテンセグリティ構造というものを見かけ、この構造を使って面白い物が作れそうと思い作りました。

ーーなぜティッシュペーパーの箱で作ろうと思った?

この構造を作るために作った感を出したくなかったので、出来るだけ日常的にある物で作りたかったのと、ティッシュ箱は加工がしやすいと思ったからです。


ーーテンセグリティ構造とは何?

圧縮材と張力材のバランスが取れた構造のことで、上のティッシュ箱の重さ(圧縮材)と、それを持ち上げるための真ん中の1本の糸(張力材)と、それを安定させるための右側の2本の糸(張力材)でバランスを取っていることです。

よく見ると3本の糸が…

ーー上の部分はどうやって支えている?

真ん中にある1本の糸です。そのバランスを取るために右側に2本あります。


ーーなぜバランスが取れている?

張力材の間隔が広く取れたことと、上のティッシュ箱の左側に重りを入れているからです。

違う角度から見るとこんな感じ

「ティッシュは15枚程度しか入りません」

ーーティッシュはどこにある?

上の狭くなっているところです。


ーーティッシュは一箱分入っている?

15枚程度しか入りません。


ーー作り方を教えて

まず上のティッシュ箱の形をつくります。(ティッシュは作る時に入れときます)その時に上のティッシュ箱に糸を固定しておきます。

そして下のティッシュ箱の形も作って、糸でバランスが取れるように下のティッシュ箱で糸の長さを調節します。この時に、上のティッシュ箱に重りを少しずつ入れて調整していきます。安定したら完成です。


ーー制作期間は?

約1時間です。


ーー難しい部分はあった?

上のティッシュ箱を安定させるために糸の長さを調節するのが、少し難しかったです。


ーー他にも作品を投稿している?

石膏デッサン、人物模写など投稿しています。


ーー反響はあった?

3万人以上の方がいいねをしてくださって、「不思議」や「すごい」などたくさんのコメントをいただきました。

長田さんの他の作品

作品を見た時は不思議でどうなっているのかと思ったが、3本の糸と、上のティッシュ箱の重みで絶妙なバランスが保たれているということだった。チャレンジしてみたい人はティッシュは15枚ほどしか入らないそうだが、部屋のインテリアとしてもいいかもしれない。
 

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