特徴的な花柄の“サツキノマスク”はキッチンペーパーを挟み繰り返し利用

新型コロナウイルスとの戦いが長期化する中、需要の急拡大に伴う深刻なマスク不足も依然続いている。自民党内では、マスクや医療用防護服などの確保に向けて、プロジェクトチーム「戦略的重要物資研究会」を2月に立ち上げるなどしているが、マスクが町中で簡単に手に入る状態になるにはまだ時間がかかりそうだ。一方で国会議員たちは不織布の使い捨てマスクだけでなく、政府配布の布マスクや特製の布マスクを着用するなどしている。

河野太郎防衛相
この記事の画像(6枚)

そうした中で、前地方創生担当大臣の片山さつき参院議員は花柄の特徴的な、手作りの“サツキノマスク”をつけている。どうやってこのお手製マスクを作成しているのか、その過程を聞いた。

「最初はハンカチマスク運動をしていました。縫い目がないやつです。党内に戦略物資研究会を立ち上げた人間として、毎日マスクを捨てていては良くないだろうと」

こう語る片山氏は、除菌効果のあるイレイザーミストで机を消毒し、早速マスク作成の作業に入った。ちなみに“アベノマスク”とも言われる政府配布の布マスクは、東京都内の自宅と参議院議員会館の事務所に既に届いていて、議員会館の自室に飾ってあるという。そして片山氏は、サツキノマスクの材料について説明した。

アベノマスク

「今使っているのはマスクの型紙があって、その中にキッチンペーパーを入れています。ハンカチでも構いません。キッチンペーパーは不織布そのものなので、その上に型紙を折り込んでいるので十分効果はあります。私は、キッチンペーパー1枚を切って4等分してそれぞれ使っています。このキッチンペーパーは洗って乾燥させればまた繰り返し使えます」

この一ヶ月くらいで女性の“布マスク派”がすごく増えた

ハンカチの場合は、三つ折りにしたうえで、左右の端を折り込めばマスクの型ができる。そして間にキッチンペーパーなどの不織布を挟むと、ある程度はウイルスを防げるという。専門家にも確認してみたところ、材料にもよるが適切に作れば市販の使い捨て不織布マスクと同程度の効果が期待できるとのことだった。着け心地に関しては「若干息苦しい感じはあるけど、高性能マスクと同じような感じ」とのことだった。このマスクの意義について聞いてみると、片山氏は次のように語った。

「リサイクルの時代で捨ててしまうというのも…。不織布マスクだと何回か使うと毛羽立ってしまうが、これならいつまでも使えて使い捨てじゃないというところも今の時代にいいんじゃないか。本当にエコノミーで、キッチンペーパーが品薄というのは良くないが、キッチンペーパーの一部を使ってもらえば。またキッチンペーパーが無ければ、使い捨ての毛羽立って使えなくなった不織布マスクを切って使用する。不織布マスク自体をハンカチや型紙の中に入れてしまえば再利用できる。この一ヶ月くらいで女性の“布マスク派”がすごく増えました」

緊急事態宣言を乗り越えて、マスクを着用しなくてもいい夏を目指そう

このように語った片山氏。最後にこのマスクを広げていきたいか聞くとー。

「何よりも緊急事態を乗り越えて、マスクも着用しなくてもいい夏に向けて、それを目指さなきゃ。マスクを装着しなくてもいい状態を日本はつくれると思う。(このマスクで緊急自治宣言の期間を)乗り切ります」

マスクを着けずに過ごす事ができる夏は訪れるか。緊急事態宣言下の“自粛生活”は正念場を迎えている。

(フジテレビ政治部・門脇 功樹)