樹齢600年!いち早く咲く一本桜

福島県矢祭町では、県内でいち早く咲くことで知られている一本桜が見頃を迎えている。

福島テレビ・幡谷明里アナウンサー:
暖かな日差しが降り注いでいます。青空に向かって広々と枝を伸ばし、ピンク色の花を咲かせています。堂々たる風格と美しさが一際目を引きます

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丘の上にそびえ立つように咲き誇っているのは、福島県矢祭町にある一本桜『戸津辺の桜』。
樹齢600年を超えたエドヒガンザクラで、
高さ18m、幹の太さは6.5mあり、福島県の天然記念物に指定されている。

県内の一本桜の中で最も早く開花することから、「みちのくの春告桜」とも言われている。
開花は例年より1週間から10日ほど早く、3月16日から咲き始した。

毎年この桜を見に来ているという農業の青砥ハツ子さんは、明治生まれの祖父から教えられたことがあるそう。

福島県塙町(矢祭町の隣町)・青砥ハツ子さん(72歳):
『種まき桜』って言って、この桜が咲く頃から農作業が始まるんだよなんて言ってまして。
春がもう来たんだな~っていう感じで、今年も、よし農作業頑張らなくちゃっていう気持ち

電車とコラボ撮影出来る人気スポット

桜のすぐ横にはJR水郡線の線路が通っていて、電車と桜のコラボレーションが撮影できる人気のスポットとなっている。

矢祭町の住民:
今年は見事に上まで、素晴らしく、毎年見に来ているんですけど特にきれいですね

矢祭町・藤田由香里さん:
これからより濃いピンク色で満開を迎えて、徐々に徐々に色がほどけていって、散っていく美しい姿をご覧いただけたらなと思います

矢祭町によると、3月26日ごろに満開になり、見頃は30日くらいまでだということだ。

福島テレビ
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