“在庫は十分”経産省がアピール

トイレットペーパーの品薄が続くなか、経産省は連日、製紙メーカーの倉庫にトイレットペーパーが山積みされた写真を公開している。

在庫は、国民全体の3週間分に相当する3億5000万ロールあるという。

「見かけない」が半数超え 品薄の影に“配送の限界”!?

一方で、番組がニュースサイト「FNNプライムオンライン」のツイッターを通じて「ここ2~3日以内に、周辺のお店で トイレットペーパーを売っているのを見かけましたか?」とアンケートを行ったところ、 「見かけるようになってきた」と答えた人は32.1%にのぼったが、「見かけない」と答えた人は今もなお半数を超えた。

在庫が十分あるのに、品薄状態が続いているのはなぜなのか?

そもそも、トイレットペーパーは場所を取るため、スーパーなどではたくさんの在庫を抱えられず、多いところでは毎日のように配送されている。

買い占めが起きると一時的に輸送量が増え、配送が追いつかない。
つまり、「配送の限界」が、品薄の背景にあったのである。

“配送の限界”現場の声は

トイレットペーパーなどを扱う運送会社(埼玉・越谷市)では、 トラック約60台をフル稼働させているが、倍増した発注に追いついていないという。

さらに、積み荷が増えることで、新たな問題も・・・

運送会社「浅井」配送システム事業部 清野信太郎さん:
店一件あたり降ろす時間が何倍もかかる。出発するのが遅くなれば後になった店に届かないという悪循環。

つまり、積んでいるトイレットペーパーが多いため、積み下ろしに時間がかかり、結局、次の配送が遅れ、品薄が起きているわけだ。

経産省は宅配業者にも輸送量を倍増するよう緊急要請していて「消費者が落ち着いた行動をとれば、来週には品薄状態は解消する」としている。

(「Live News days」1月13日放送分より)