ウユニ塩湖のような離島のSNS映えスポット
ユネスコ世界ジオパークに登録されている島根県隠岐の島町。日本海に浮かぶ離島で、夕暮れ時に広がる絶景を世界有数のスポットに例え、地元の観光協会がSNSなどで発信。外国人観光客の取り込みにつなげている。
隠岐の島町の西側、油井地区にある「前の洲」という夕日鑑賞スポット。
2019年11月23日に撮影された夕暮れの風景がこちら。
遠浅の平らな岩場があり、潮の満ち引き具合によってその岩場が鏡のようになる。
それはまるで南米・ボリビアのウユニ塩湖のようだ。
こうした隠岐ならではの景色をインスタグラムなどSNSで発信しているのが、隠岐の島町観光協会のスタッフの井﨑遥さん。
隠岐の島町観光協会 井﨑遥さん:
実際に「ウユニ塩湖」を文字って「ウユイ塩湖」というハッシュタグでインスタグラムに投稿されている写真もいくつかありますので、日本のウユニ塩湖と呼ばれるのを目指して頑張りたいです
ただ、晴れて風が穏やかで、さらに程よい潮の高さであるという条件が整うことが必要となる。11月21日に撮影した時には、夕暮れの時間帯に雲が多く、また潮が引きすぎてしまい、岩場が鏡のようにならなかった。
こうしたSNSによる発信で海外からも反応があり、2019年に隠岐の島町に宿泊した外国人観光客は離島ながら約300人。訪れた数はさらに多いと分析している。
隠岐の島町観光協会 井﨑遥さん:
きれいな景色を見るための潮位や風向きをお客様に情報発信したいと思います。隠岐一の夕日スポットを目指したいです
(山陰中央テレビ)