スマホから新型コロナウイルスに感染する危険も…

街のマスクを着けて歩く大勢の人の手元にはスマホ。
しかし、スマホについたウイルスによって新型コロナウイルスに感染する危険があるという。

特にそのリスクが高まるのは感染した人も移動に使っていた電車の中だという。
電車の中で多くの人がスマホを触る光景はよく目にするが、なぜ感染の危険が高まるのか。

取材班は、専門家の監修のもと蛍光塗料を新型コロナウイルスに見立て実験を行った。
まず、感染した人がせきやくしゃみをし、口を押さえた手でつり革や手すりに触る。

そのつり革を別の人が知らずにつかまると、ウイルスに見立てた蛍光塗料がべったりと付着する。
同じように手すりに触ってみると、しっかりウイルスに見立てた蛍光塗料がついた。

つるつるしたところではウイルスが長生きする

そして、こうした手で目や口鼻を触ってしまうとウイルスが体内に入り感染が引き起こされてしまう。
そのため重要なのが帰宅後のこまめなうがいや手洗いなのだが、ウイルスは一度つくと長生きする。
例えば、インフルエンザウイルスはマスクや服についた場合、8時間から12時間は生きるとされている。
更に、専門家は表面がツルツルしたものでは特に長生きすると指摘する。

細菌に詳しい中原英臣 医学博士:
つるつるしたところのほうが、ウイルスが長い間感染力が維持し、1~2日ウイルスの感染力が保って生きていると言われている。

金属やつり革などのプラスチックなどのツルツルしたものにつくと、最大48時間ほども生存する。

まさに表面がツルツルしたスマホが落とし穴となると専門家は指摘する。

細菌に詳しい中原英臣 医学博士:
電車の中でウイルスがついている手すりやつり革を触った手でスマホを触る人が多いです。
その状態でスマホを触るとスマホにウイルスがついてしまう。家に帰ってご家族がもし、その物を触れば家族の人にも感染する可能性がある。

手を洗っても意味が無いスマホからの感染経路とは

では、ウイルスがついたつり革や手すりに触った手でスマホを操作した場合手洗いをしても意味がないのか。
ウイルスに見立てた蛍光塗料がついたつり革に触った手で、スマホの画面を操作するとスマホの表面にウイルスがびっしりとつくことが分かる。

次に、このスマホをウイルスがついていない洗った手で操作する。すると今度は、手にウイルスがついていた。
スマホは、電車に限らずさまざまなところに触れた手で操作するので、ウイルスが長生きする限り、いくら手を洗っても感染の危険がある。

手だけではなくスマホも消毒

ではどのように対処すればいいのか。専門家はスマホの表面などをしっかりと消毒し拭くことが重要だという。

細菌に詳しい中原英臣 医学博士:
家に帰ったら手を洗うのも大事ですけど、家で消毒駅を持っている人はスマホもちゃんと消毒することが大切です。

(Live News it! 2月18日放送分より)