福岡・直方市に出没した巨大なトカゲ。
警察も出動して大捕物となったが、この巨大トカゲ、一体どこからやってきたのか?
最初はイノシシ用の網で…巨大トカゲの捕獲作戦
側溝に何本も警棒を突っ込む警察官。
中には何やら動く生き物の姿が…
直方市植木の住宅街。
6月13日早朝、「トカゲかワニがいる」との通報があり、警察が出動する騒ぎが発生。
網で捕獲しようとするが…
警察官:
網の目が大きいな。たぶん抜けますね。目が粗い。だってイノシシ用ですもん
側溝からつながるマンホールにカゴを仕掛けようとするが、うまくいかない。
そこで登場したのがトタン板。行く手をふさいで、手でつかもうという作戦だ。
警察官:
これが邪魔!
チョッキを脱ぐ警察官。
そして通報から約7時間後、ついに…
警察官:
よっしゃー!
警察官がわしづかみにし、捕獲に成功。歓声が上がった。
捕獲されたのは、体長約1メートル、主に東南アジアに生息するミズオオトカゲとみられている。
通報者:
良かったー。散歩してたら、そこにいたから。そう、これです
捕獲されたトカゲ 攻撃性は低いが…
一体どこからやってきたのか?
は虫類を扱うペットショップを取材した。
ライフフォース・福澤正将さん:
飼育されているやつだったりとか、そういう可能性が高いんじゃないですかね
ーー飼育に許可は必要?
ライフフォース・福澤正将さん:
危険動物ではないので、届け出はいらないです。ペットとして人気だと思いますよ。よく人に慣れる子が多いから
「ライフフォース」の福澤正将さんによると、ミズオオトカゲは毒は持っておらず、攻撃性も低いため、人への危害は基本的には特にないとのこと。
今回、捕獲されたトカゲは2~3歳ぐらいとみられ、個体差はあるが、約2メートルまで大きくなるという。
保護された、とんだ「落とし物」。
警察にはその後、直方市の男性から「自分のトカゲかもしれない」との申し出があり、確認を急いでいる(6月15日現在)。
(テレビ西日本)