日本初となるスニーカーの洗濯専門店がオープン

11月22日にリニューアルオープンした、渋谷パルコ。
この4階に、日本初だというお店がオープンした。

それは、“スニーカーを洗濯する専門店”で、名前は「Licue & Sneakers」。

運営するのは、100%水洗いクリーニング店「Licue」や、洗濯代行サービス「WASH&FOLD」を展開するアピッシュ。
アピッシュによると、“スニーカー洗濯の専門ブランド”は日本初だという。

特別なプログラムを設定した“洗濯機”と独自に開発した“乾燥機”を使用

利用する際には、まず、専門スタッフがスニーカーの状態を確認。
汚れの状態や素材、形状に合わせて、洗い方(洗濯機、手洗い)を提案してくれるのだという。

使用する洗濯機は、スニーカーが傷や型崩れ、色落ちなどをしないよう、特別なプログラムを設定したもの。
さらに、洗濯機のドラム内にはシリコンで作られた特殊なスポンジを隙間なく詰めるのだが、このスポンジは、通常のスポンジよりも重くて硬いため、スニーカーとの摩擦面を増やすことで、汚れをさらに落とせるのだという。

洗濯した後は、独自に開発した乾燥機で乾燥させる。
この乾燥機は、複数ある黒い管からオゾンを含んだ風を送り、除菌、消臭、乾燥を同時に行うのだという。

乾燥が済んだら、作業は終了。
後日、汚れが取れてキレイになったスニーカーを店頭で受け取れる。

洗濯可能なスニーカーは、お子様のスニーカーからプレミアムスニーカー、ハイブランドスニーカーまで幅広く対応可能。

利用料金は、4つのコースがあり、代表的なコースは「Grade1(機械・下処理なし)」(1足700円)と、「KIDS(機械・下処理なし)」(1足500円)、そして一番人気は「Grade3(手洗い・下処理・消臭・紐外し・防水)」(1足3500円)。
基本は、中2日仕上げだが、プラス500円で中1日仕上げも可能だという。

今は空前のスニーカーブームが到来していると言われているが、「スニーカーの洗濯専門店」はビジネスとしての勝算はあるのか?
「Licue & Sneakers」を運営するアピッシュに聞いた。

担当者「新しい市場として日本全国に広がっていく」

――なぜ、このようなお店をオープンしようと思った?

弊社は、元々、「WASH&FOLD(洗濯代行)サービス」を展開しており、その中でお客様からスニーカーも一緒に洗えないかというご要望が多くございまして、オリジナルで乾燥機を開発し、洗濯機もプログラムを設定。
1年ほどかけて試行錯誤しながら、スニーカーウォッシュのオペレーションを構築し、満を持して、渋谷パルコ店をオープンいたしました。

――スニーカーを洗濯するにあたって、どのような点にこだわっている?

新品同様に買った当時のスニーカーになるように長く愛用して頂けるよう心がけています。
清潔を保つために、殺菌、消毒も行います。


――ターゲットとして考えているのは?

スニーカーヘッズ(=スニーカーに対して熱狂的な収集癖を持っている人のこと)から、日常にスニーカーを履かれている方やお子様まで、幅広い方をターゲットと考えています。


――1日に何人ぐらいの利用を想定している?

1か月に1000名程です。


――スニーカー洗濯サービスは日本では馴染みがないが、海外では普及している?

アメリカ、ヨーロッパ、韓国ではスニーカーのケアやウォッシュのお店がございます。

――ビジネスとしての勝算は?

今、健康志向で革靴よりもスニーカーが好まれてきており、スニーカーブームが到来しております。
そうした背景から、当店は、新しい市場として、これから日本全国に広がっていく、つまり、勝算はあると考えております。


現状、日本にはまだない、スニーカーを洗濯してもらうという習慣だが、根付いていくのかどうか今後の行方を見守りたい。

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