“発症しても休みにくい…”

2019年、過去2番目に早く流行入りしたインフルエンザ。
12月15日までの1週間に診察を受けた人の数は全国で53万5千人と推計されており、前の週から20万人以上急増している。
こうした中、感染拡大の一因になると懸念されているのが「インフルエンザ・ハラスメント」。
インフルエンザにかかっているのに、上司に休ませてもらえなかったり、連絡すると「仮病じゃないの?」「なんだったら、このままずっと休むか?」といった、心無い言葉を投げかけられることを言う。

20代女性;
バイトで休むと言ったときは、インフルエンザでいきなり休むってなったんで「もうちょっと早く言ってよ」って、怒られたりはしました

養命酒製造が社会人を対象に行った調査では、完治する前に出勤したと答えた人が2割以上
さらに3.3%の人は、インフルエンザにかかっても休まず出勤したと言う。

ウイルスを持ったまま職場などに行くとどうなるのか?
医師に聞いてみると…

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長;
私がインフルエンザにかかったとして、ここでくしゃみをすると、だいたい(クリニック内の)この方面全部に広がります

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長;
ドアの取っ手にも付く。
ウイルスは、温度・湿度が高い所だったら2~3時間、最大8時間ぐらいは生きてる

インフルエンザウイルスの拡散を防ぐためには、発症日の翌日から5日間。または熱が下がってから二日間休む必要があると言う。

もしインフルエンザにかかっている人が近くにいた場合には、どうすればいいのか。
マスクと手洗いによる対策に加え、部屋のさまざまな場所についたウイルスを除去することも重要だと言う。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司院長;
対策としては、使い捨てのティッシュなどにアルコール除菌スプレーをして定期的に拭いて、ウイルスをいなくすることが重要

人手不足の影響も…?

加藤綾子キャスター;
誰だってかかりたくてかかっているわけではないので、こういう言葉を言われてしまうと本人が一番つらいですよね

風間晋解説委員;
背景に、職場の人手不足があるのかなと思ってしまいますよね。
人減らし・人件費減らしだから、1人でも欠けると周りが迷惑だったり、周りに負担がかかるという空気があって、ハラスメントと言われるような状況なのかもしれません

加藤綾子キャスター;
企業として対策を取らないと、なかなか休みづらいですよね

(「Live News it!」12月25日放送分より)