岩手県北上市の80代の男性が、検察官を名乗る男から、「犯人を捕まえるため、現金を調べる」と指示され、10月20日までに1050万円だまし取られました。警察が同様の詐欺への注意を呼びかけています。
警察によりますと、9月中旬、岩手県北上市に住む80代の男性の自宅に検察官を名乗る男から、「あなたは犯罪を犯した疑いがある。指示に従えば、あなたを守ることができる」「あなたの資産を自宅の金庫に保管してください」と電話がありました。
男性は身に覚えがありませんでしたが、指示に従うことで疑いが晴れると思い、銀行口座にある現金を全て引き出し、自宅の金庫で保管しました。
10月上旬、検察官を名乗る男から「真犯人を捕まえるため、あなたの現金を確認したい」などの指示に従って、現金をバッグに入れて玄関前に置いたところ、何者かに持ち去られました。
10月20日にも同様に指示があり、現金を入れた袋が持ち去られ、合わせて1050万円だまし取られたということです。
その後、男性は、検察官を名乗る男から、さらに現金を要求されたことで不審に思い、相手を問いただすと曖昧な受け答えだったため、詐欺の被害に気付いたということです。
警察は検察官などが調査の名目で金銭を要求することはないとした上で、不審な電話は詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。
