新見市が発注した公共工事を巡る官製談合事件の裁判の初公判が10月26日、岡山地裁で開かれ、新見市職員の男と建設会社の元代表取締役の男はいずれも起訴内容を認めました。
官製談合防止法違反などの罪に問われているのは新見市都市整備課の当時の課長補佐、金道順二被告(53)、公契約関係競売入札妨害の罪に問われているのは新見市の建設会社、西村工業の当時の代表取締役、三上晴久被告(54)です。
起訴状などによりますと2人は2025年5月「きらめき広場・哲西改修工事」の指名競争入札で金道被告が三上被告に対し、非公表だった予定価格を漏らして最低制限価格と同じ価格で工事を落札させたとされています。26日の初公判で2人は起訴内容を認めました。
2人は親戚関係にあり、冒頭陳述で検察側は、数年にわたって情報漏えいが繰り返されていたと指摘しました。
裁判は今後、金道被告と三上被告を分けて進められることになり、金道被告の裁判のみ即日結審しました。
検察側は、市民の信頼を大きく損なった結果は重大などとして懲役1年6ヵ月を求刑。弁護側は金品の授受はなく、私利私欲を図るものではなかったなどと主張し執行猶予付きの判決を求めました。
判決は11月19日に言い渡されます。
