台風30号は25日夜、温帯低気圧に変わりました。
県内では五島市や平戸市など5地点で10月の観測史上最大の降水量を記録しました。
KTN記者
「午前9時ごろの中島川です。大雨の影響で川が増水し、濁った水が流れています」
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内は26日も大気の状態が非常に不安定となりました。
降り始めから26日午後4時までの総雨量は平戸で397.5ミリ、対馬市厳原で386.5ミリ、対馬空港で331ミリとなっています。
このうち平戸の総雨量は10月の降水量の平均116.6ミリの3倍を上回っています。
佐世保市白木町では25日午前10時ごろ、2階建てアパートの周りの壁が高さ約5メートル、幅約8メートルにわたり崩れました。
付近住民
「雨はそこまで降っていなかったけど、雷のような音がした後に大きい音がしたから見に来たら(崩れていた)」
KTN記者
「対馬市厳原港のターミナルです。きょうは厳原港を発着する全ての便の欠航が決まっています」
厳原と博多を結ぶフェリーとジェットフォイルは厳原発は全便欠航となっていますが、午後11時30分博多発のフェリーは運航するということです。
また、佐世保と上五島を結ぶ高速船とフェリー、長崎と五島を結ぶジェットフォイルは26日は全便欠航となりました。
海上では非常に強い風が吹き、大荒れの状態となりました。
南島原市口之津町の久木山漁港では、25日午後4時ごろ、漁業 中尾輝夫さん(79)が海底に沈んでいるのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
県警によりますと、中尾さんは25日昼すぎに外出していて、家族は「台風接近に備え、船の様子を見に行ったのではないか」と話していたということです。
県内では暴風や警報級の大雨のおそれはなくなりましたが、これまでの大雨の影響で地盤が緩んでいるところがあるため、引き続き土砂災害に注意が必要です。
