寒い時期に欠かせないのが「灯油」。
23日、山形市の消費者団体と販売業者の間で灯油の価格交渉が行われた。
交渉の結果、過去最高値だった去年をさらに30円上回る、ホームタンク1リットル当たり153円で妥結した。
この価格交渉は、灯油を50年以上前から共同購入している「山形市消費者連合会」と、石油販売業者の「ジャオ」が、この冬の共同購入価格を決めるため毎年この時期に行っている。
販売業者側は、中東情勢の影響で安定供給できるのか先行きが不透明で、輸入製品の価格が高騰している現状を説明。
その上で、「ホームタンク」の配達灯油価格について、1リットル当たり155円を提示した。
これは過去最高値だった去年の交渉時と比べても、1リットル当たり32円も高い価格。
それを聞いた消費者側は強く反発。
(山形市消費者連合会・鈴木淳子会長)
「155円はない。もう少し頑張って。キャベツは高かったら違うものを買えばいい。灯油は買えない、灯油しかないの」
結局、販売業者側は、国の補助を活用することを前提に、2円値下げの「153円」を再提示。
最終的に灯油の配達価格は、いずれも2円値下げの1リットル当たり「ホームタンク153円」、「ポリタンク154円」で妥結した。
(山形市消費者連合会・鈴木淳子会長)
「高齢化が進む山形市でアパートで一人暮らしの高齢者はいっぱいいる。安心して手に届く価格であってほしい」
(ジャオ・瀬野孝代表取締役常務)
「(国による)補填も発表されているので、(値下げ)回答をした。お客の注文に応えられるようにするのが最大の使命」
決まった価格は、11月1日から適用さる。
