消防隊員が立ち入れない危険な場所で消火活動を行う無人の消防ロボットが開発され23日、福岡県福津市で試作品がお披露目されました。
福津消防署でお披露目されたのは高さ1.5メートル、幅1メートルの「小型無人走行放水ロボット」です。
昨年度、消防庁の研究開発事業に採択され、医療や災害現場で活躍するロボットを開発するメーカー「テムザック」と宗像地区消防本部が連携して開発を進めています。
◆記者リポート
「放水ロボットが消火活動に使用する水は、消防車から供給するということです」
有害物質が発生するおそれのある火災現場を想定したデモンストレーションが行われ、消防隊員が遠隔操作するロボットが消火活動にあたりました。
ロボットは上下左右に放水できるため、狭い道や警報が出ている地域など人が入れないような危険区域でも消火活動を行うことができます。
また、複雑な機能を備えながらも操作方法は数時間で習得できるといい、扱いやすさも特徴の1つです。
さらに…。
◆テムザック 取締役副議長 久米 康歳 さん
「大きかったら災害が起きたときに直ちに災害現場まで運ぶのが難しい。このサイズであれば、消防本部が持っている搬送車両にすぐ乗せられます。機動力はあります」
開発担当者は耐熱性能をさらに高めた上で、試験導入を経て2年後の本格稼働を目指すとしています。
