福岡県議会の金銭授受疑惑で、副議長を経験した新村雅彦元県議が3日午前、会見を開き、蔵内勇夫氏に現金500万円を手渡したと証言しました。
これを受け、蔵内氏が報道各社に対しコメントを発表しました。
全文は以下の通りです。
■蔵内氏のコメント全文
平素より大変お世話になっております。
さて、本日、元福岡県議会議員の新村雅彦氏が記者会見を開き、副議長就任前に私に現金500万円を渡したと発言したことを知りました。
私は、これまで何度も申し上げてきましたとおり、議会人事に関して金銭の授受を行ったことは一切ありません。
新村氏の発言の意図は不明ですが、事実に反し、私の名誉を棄損する発言ですので、会見内容を精査した上で、関係者とも協議し、必要となれば断固として法的措置を講じる所存です。
なお、この件は第三者委員会で調査中であり、新村氏も既に第三者委員会の委員に対し会見内容と同趣旨の証言をしているとのことです。
したがいまして、同氏の発言内容に対する私の反論や説明は、まず、第三者委員会に対して行い、専門的かつ客観的立場から公平にご判断いただく必要があります。
このため、現時点において各社の取材に回答することは差し控えさせていただきますので、なにとぞ、ご了承を賜りますようお願いいたします。
令和8年10月23日
蔵内 勇夫
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新村元副議長によりますと副議長に就任する前の2012年4月に福岡市内の料亭で蔵内勇夫元議長ら5人の食事会があり、新村氏は蔵内氏に茶封筒に包んだ現金500万円を手渡したということです。
料亭での受け渡しの状況について新村元副議長は「言葉のやり取りはほぼない。『どうぞ』と私は渡した。蔵内氏は『ふんふん』というぐらいで『ありがとう』とか全然そういう言葉はなかったです」と話しました。
渡すよう指示したのは、当時、会派の会長だった吉村敏男元県議だったことも明かし、「自分以外にも、会派の中で金銭授受が行われていたのでは」と指摘しています。
実名での証言に至ったことについて新村元副議長は「自分のしたことですから、明らかにすることによって、そういう悪しき文化がない県議会になってほしいと切に願っております」と述べました。
新村元副議長は1999年に福岡市南区選挙区から県議に初当選し、民主・県政クラブの幹事長を務めたほか、2012年5月から1年間、第74代の副議長を務めました。
議長・副議長経験者の現金授受の実名での告発は4人目ですが、民主系からは初めててです。
