福岡県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑に関連し、副議長経験者である新村雅彦元県議が23日、会見を開き、ゴルフや食事の際に金銭支払いを求められたと証言しました。
新村元副議長は23日、福岡市内で会見を開き、金銭の支払いを求められたことを証言しました。
新村元副議長によりますと2012年4月に福岡市内の料亭で蔵内勇夫元議長ら5人の食事会があり、新村氏は蔵内氏に茶封筒に包んだ現金500万円を手渡したということです。
また、2011年12月の議員同士のゴルフ会でもその費用のうち約100万円の支払いを求められたということです。
料亭での受け渡しの状況について新村元副議長は「言葉のやり取りはほぼない。『どうぞ』と私は渡した。蔵内氏は『ふんふん』というぐらいで『ありがとう』とか全然そういう言葉はなかったです」と話しました。
実名での証言に至ったことについて新村元副議長は「自分のしたことですから、明らかにすることによって、そういう悪しき文化がない県議会になってほしいと切に願っております」と述べました。
新村元副議長は1999年に福岡市南区選挙区から県議に初当選し、民主・県政クラブの幹事長を務めたほか、2012年5月から1年間、第74代の副議長を務めました。
同時期には自民党県議団所属で、9月に福岡県連会長を辞任した松本国寛県議が議長を務めていました。
福岡県議会の金銭授受疑惑は7月、議長経験者の吉松源昭県議と副議長経験者の江藤秀之県議がそれぞれのポストの就任前に自民党県議団幹部5人から計2840万円の支払いを求められたと実名で証言したことで表面化しました。
さらに9月には、自民党県議団の議長経験者である樋口明県議も、就任前にゴルフ代や食事代などを支払ったと会見で証言しています。
