PHPはウェブサイトなどを作るためのプログラミング言語の一つで、このPHPの脆弱性が発表されました。これにより、PHPを使用しているホームページの緊急メンテナンスが相次ぎ、県内のウェブサービス会社も対応に追われていました。
ウェブサイトの制作や監視業務などを行なっている宮崎市のコトログです。今回問題となっているPHPについて。
(コトログ代表取締役CTO 中神大司さん)
「(PHPは)Webサイトを動かす基盤ソフトになるんですけど、プログラム言語ですね。世界中でよく使われているものなので、大体7割ぐらいがPHPで作られていると言われています」
今回はそれのどういったところが問題となっているでしょうか?
(コトログ代表取締役CTO 中神大司さん)
「サーバーを操作出来たり、遠隔から操作できるようなバグが埋め込まれているというか存在してしまうことがあるんですね。今回は、悪用される度合いが高いとIPA(独立行政法人・情報処理推進機構)から発表があったので、そこの対応にみなさん追われている状態です」
県内外で100社以上の業務を請け負っているコトログでも、昨夜から対応に追われています。
(コトログ代表取締役CTO 中神大司さん)
「21日の深夜から朝方にかけてアップデートが出ているので、そのパッチを適用していく。すべてのサーバーに適用していくことで、今回の脆弱性に対しては守られるということが今わかっています」
ウェブサイトを閲覧する私たちへの影響について。
(コトログ代表取締役CTO 中神大司さん)
「もし悪意のあるコードをWebサイトに仕込まれてしまったまま、運営者が公開していたら、皆さんにも影響が出てくるということになるので、そこは見る側も気を付けないといけないんですけど、なかなか難しいとは思うので、ちゃんと情報を拾って見ていく必要があるかなと思います」
この影響は宮崎県内にも及んでいます。一部のサービスではメンテナンスのため利用が停止されるなど影響が出ています。
宮崎市の公式LINEはサービスを一時停止していて、市からのメッセージ配信や道路損傷などの通報機能の一部が利用できなくなっています。通報機能については電話で対応しているということです。
都城市では、公共予約施設の予約システム「よやっくん」と移住・定住特設サイト「住めば住むほど都城」が一時利用停止となっていて、どちらも電話や窓口での対応に切り替わっています。
宮崎大学では、学生などが使用する学内サービスにおいて、一部、制限がかかっているということです。
いずれもサービスの停止は予防措置で、情報漏洩などは起こっていないということです。サービスの再開については、メンテナンスの終了後順次行われる予定です。
