2026年元日に高知市内でバイクを15台連ねて「初日の出暴走」を行ったとして、10代の少年18人が検挙された。
高知県警は10月19日、当時の緊迫した暴走行為の映像を公開、危険運転への警鐘を鳴らしている。
深夜の市街地に爆音
1月1日午前3時すぎの高知市内。静まり返った深夜の道路に、轟音とともにバイクの群れが現れた。
10台以上が連なり、2車線いっぱいに広がりながら危険な走行を繰り返す。追尾するパトカーが警告を発するものの、少年らは一向に応じない。
押収されたバイクの中には、外装が派手な色にカスタムされ、後部座席が背もたれのように高く反り上がった形状のものも含まれていた。
10キロに及ぶ集団暴走の一部始終
県警は10月19日までに、15歳から19歳の少年14人を道路交通法違反の疑いで書類送検した。
少年らは共謀の上、1月1日の午前3時20分すぎから約15分間にわたり、高知市朝倉戊の交差点を起点とし、小倉町の交差点までの約10キロの区間で集団暴走を行った疑いが持たれている。
走行中には信号無視や蛇行運転、道路いっぱいに広がる走行などが確認されている。
県警は2026年6月に、バイクを実際に運転していた高知市の17歳の高校生や須崎市の17歳の高校生など4人をすでに逮捕しており、地道な捜査で共犯者の特定を進めていた。
12年ぶりの大規模な集団暴走
取り調べに対し、少年らは全員が「間違いありません」と容疑を認めているという。県警によると、10台以上のバイクが絡む大規模な集団暴走事件の検挙は、2014年以来12年ぶりだ。
今回の事件を受け、県警は強く注意を呼びかけている。
「こうした危険な行為は一歩間違えば重大な交通事故につながる。一時的な快楽や興味本位で行う暴走行為は、絶対にしないように強くお願いしたい」

