米軍関係者が逮捕された強盗殺人事件。警察は事件の発覚から約19時間後に容疑者を逮捕しました。
これまでの経緯を振り返ります。
事件があったのは那覇市若狭のホテル、3日午前4時20分ごろです。
「部屋で意識のない女性を発見した」と従業員が消防に通報、駆けつけた救急隊が部屋で倒れていた女性(39)の死亡を確認しました。
女性の遺体が発見されたホテルの防犯カメラには、一緒に部屋に入ったとみられる男の姿が映っていたということです。
捜査線上に浮かんだのは、スキンヘッドで両腕にタトゥーのある男。
男はその後、リュックサックを持って1人でホテルを出る姿も映像に残されていましたが、その後の足取りは途絶えました。
付近の防犯カメラの映像などを辿る”リレー捜査”で女性のリュックサックが見つかりました。
近隣住民:
カバンみたいなのが落ちていて、(それを)制服を着ていない警察の人が見ていた
近隣住民:
朝、カバンが盗まれたみたいというのは聞いています
捜査が動いたのは4日午前零時ごろ、沖縄市の歓楽街で男とよく似た人物を捜査員が発見した時でした。
警察は雑踏で顔や身体の特徴から人を探し出す”見当たり捜査員”を外国人が多く行きかう繁華街に配置。スキンヘッドや両腕のタトゥーなどの特徴から容疑者を特定して逮捕する、まさに執念の捜査でした。
一方、事件を受け異例ともいえる対応を見せているのが日米両政府です。
小泉防衛大臣は4日、在日米軍の司令官を呼び出して抗議しました。
小泉防衛相:
防衛省に在日米軍のジョスト司令官を呼び、日本側として極めて深刻に受け止めていると直接伝え、アメリカ側に強く抗議しました
また、古謝知事のもとにはアメリカのグラス駐日大使から直接電話があり、捜査への全面的な協力を約束。そして、5日の臨時国会の冒頭で高市総理は・・・
高市総理:
このような凶悪な事件の発生は極めて遺憾であり、日本政府として米側に強く抗議するとともに、捜査への全面的な協力米軍関係者の綱紀粛正と事件の再発防止の徹底を強く求めたところです
古謝知事は近く上京し、政府に直接抗議する予定で、県議会や那覇市議会は抗議決議を可決する方向で調整しています。
