札幌 2-1 いわき
明治安田J2リーグ第9節で、北海道コンサドーレ札幌は10月4日、函館どつくスポーツガーデンでいわきFCと対戦しました。西野奨太と内田瑞己のゴールで2-1と勝利し、開幕戦以来の白星を挙げました。
スタンドに赤黒のコレオが掲げられ、大きな声援が響く中で試合は始まりました。序盤から積極的に攻めの形を見せた札幌ですが得点には至りません。しかし前半33分、堀米悠斗の右コーナーキックに西野奨太がヘディングで合わせて先制しました。前半を1-0で折り返しました。
後半も果敢に相手ゴールに迫った札幌は、後半15分、「狙っていた」という内田瑞己が右サイドから左足でゴール左下に決め、移籍後初ゴールで2-0とリードを広げました。終了間際に永木亮太にFKを決められましたが、リードを守り切りました。会場は歓喜に沸き、選手たちに大きな拍手が送られました。
先制点を決めたキャプテンの西野は、「本当にすべてが変わる1勝。すごく苦しかったので。それは選手だけじゃなく、スタッフの人たちも、そしてサポーターの皆さんも、本当に苦しい時間でしたけど、チームとしてこの時期に一丸となれたので、この1勝はJ1昇格のための重要な1勝だと思っています」と振り返りました。
苦しい時期が続いたことについては、「どのチームも良くない流れ。なんか負けてしまう、なんか失点してしまうという時期は絶対あると思います。自分たちはその時期を脱出するまで時間がかかってしまいましたが、1番欲しかった勝利、勝ち点3。久々にみんなでロッカーで喜んだり。全部変わると思います」と続けました。
移籍後初ゴールを決めた内田は、「前半から何本か仕掛ける形はあった。自分が攻撃の起点になればいいなと思って試合に入っていたので、自分のゴールで勝利に繋がったのは素直に嬉しいです」と喜びを口にしました。
初めて訪れた函館での試合に、「普段ドームに来られない道民の方や、サッカー選手を夢見てる子供を今日、スタジアムで多く目にすることができました。そういう子たちの夢だったり希望になれたら嬉しいですし、サッカー選手になりたいと思えるような試合はできたかなと少しは思います。そこはやりがいをすごく感じました」と来場者への思いを口にしました。
川井健太監督は、「ファン、サポーターに勝ちを届けることができて、非常にうれしく思います。10年ぶりの函館開催で、今日初めてサッカー観戦に来られた方もいたかもしれないですが、そういう方々にいい思い出を与えることができて、非常にうれしく思います。今日はみんながハッピーになったので、それがすべてです」と話しました。
さらに選手たちの今後について、「逆境になればなるほど、おそらく成長できると思っているんですけど、ここからが本当に見ものですね。逆境は知りましたと。で、ここからどう成長できるかが、彼らがもう一つ上に行けるかどうか、僕も含めて。逆境を楽しめたとは僕は思っているので。味わいたくはないですけど。でもそれくらいの考え方じゃないと無意味になるので、彼らの今後にすごく期待しています」と期待を寄せました。
北海道コンサドーレ札幌は次節、10月10日にアウェイでジュビロ磐田と対戦します。ホームでは10月17日、ブラウブリッツ秋田を大和ハウスプレミストドームに迎えます。
