おととし、吉野ヶ里町の男性職員が町長からのパワハラを訴え、その後死亡した問題。第三者機関の調査の結果、「男性の自殺は公務と因果関係をもって発生した」として、公務災害を認定しました。
この問題は、おととし4月、町の当時の財政課長の男性が伊東健吾町長からのパワハラを訴え、その後死亡したものです。
去年9月、町が設置した第三者委員会が調査結果を公表し、「男性が精神的に苦痛を与えられ就業する上で看過できない程度の支障が生じた」として、町長によるパワハラを認定。
一方で、町長のパワハラと男性が死亡したことの因果関係は、調査や検討の対象とせず、因果関係を再調査するよう求めた遺族の声にも応えませんでした。
その後、男性の遺族らは、死亡の原因がパワハラにあるとして、公務員の労災にあたるいわゆる「公務災害」の認定を第三者機関に求めます。
そして9月29日付けで第三者機関は「男性の自殺は公務と因果関係をもって発生したことが明らか」として、公務災害を認定しました。
認定を受け、男性の遺族が2日取材に応じました。
【遺族】
「本人が長い間、訴えていたことが、今回公の場で認められて、ほっとしていると同時に安堵しております」
パワハラを行った伊東町長に対しては。
【遺族】
「長い間、本人が苦しんでいたことに対して、町長の立場として、自分のやってきたことに対してはしっかりとですね向き合ってほしいなと思っております」
公務災害の認定を受け、伊東町長はサガテレビの取材に対しインタビューには応じず「結果を重く受け止めている。亡くなられた職員及び、遺族に対して、深くお詫び申し上げます」とコメントを発表しました。
