コメ価格の乱高下に、複雑な思いを抱いているのが生産者。振り回され続けていて、経営の面で先が見通せるような「安定した価格と消費」を求める声が聞かれた。
稲刈りに精を出していたのは、山形市のコメ農家・逸見孝志さん。
40ヘクタールの田んぼで、はえぬきを中心につや姫や雪若丸も作付けしている。
(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「去年に比べ収量がよく取れ高がいい。品質はいま出荷しているものは全て1等米という報告。問題ない」
新米の出来には満足しているが、2025年と比べ大幅に値下がりしていることに複雑な思いを抱いている。
(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「去年価格が異常に上がりすぎたのは事実。私たちはうれしかったが、正直投資をし続けなければいけないので、今だとギリギリ。欲をいえばもう少し上がってほしい」
逸見さんは資材や燃料の価格が高騰を続ける中、安定した生産を続けるには「今の価格が限界」だと話す。
さらに…。
(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「去年のような価格の乱高下はなくしてほしい。機械の更新や投資ができなくなる。去年は売上があったが今年はないとなると、タイミングを逃してしまう」
トラクターやコンバインなどの修理や更新には費用がかかるため、長期的な計画が必要。
しかし、売上の予測がつかなければ今後の計画も立てようがない。
コメの価格が乱高下せず、しっかりと見通しが立つように…。
逸見さんは安心してコメ作りができる環境になってほしいと切に望んでいる。
(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「コメはなくてはならない主食。私たちは作るだけでしかないが、安定した価格と消費を一番望みたい」
