岩手県奥州市の「県南設備」は、経営の悪化により2026年7月31日までに事業を停止していましたが、盛岡地裁水沢支部から9月16日に破産手続き開始の決定を受けました。
東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、奥州市の「県南設備」は、1975年に設立。建設業許可を取得し公共工事も手掛け、工事比率は公共工事約70%、民間元請工事約20%、下請工事約10%と、公共工事への依存度が比較的高く、従来から入札案件の獲得有無で業績が変動する内容でした。
1994年3月期ごろまでは増収基調で推移していましたが、その後は競合激化などにより受注の低迷が続き、収益性も低下したことで2010年3月期には最終損失624万円を計上し債務超過に転落。以降も減収基調に歯止めがかからず財務が悪化したことで資金繰りはひっ迫していました。
そうしたなか、売上高も2026年3月期には3377万円まで落ち込むなど事業好転の兆しはなく資金繰りが限界に達しました。
負債総額は約7838万円に上っています。
