地震で被災した宇城市にある弁当・総菜製造のフジデリカ熊本工場が10月15日に閉鎖することが分かりました。
この工場で働く人の多くが地元雇用のパート従業員で、会社は今後の生活に配慮し、個別に対応を進めるとしています。
フジデリカは製パン大手・フジパンのグループ会社です。宇城市松橋町にある熊本工場は2003年2月に稼働し、コンビニなどで販売する弁当や惣菜を製造してきました。
しかし、7月の熊本地震で大きな被害を受け、現在、福岡工場で代替製造をしているということです。
フジパン本社は、TKUの取材に対し、「設備の被害状況や復旧期間、費用などを総合的に勘案した結果、断腸の思いだが、10月15日をもって熊本工場を閉鎖する方針を決めた」としています。
熊本工場の従業員は約150人で、その多くが地元雇用のパート従業員です。
会社側は今月上旬に従業員への説明会を開き、閉鎖の意向を伝えたということです。
フジパン本社は、従業員の今後の生活に配慮し、個別に対応を進めているとしています。
また、熊本県企業立地課はTKUの取材に「企業と連携を密にし、従業員の雇用を含めて全力で支援していく」としています。
一方、フジデリカの工場に隣接する九州フジパン熊本工場も地震で甚大な被害を受け、現在、操業を停止していて、再開には極めて長期間を要する見通しです。
