熊本地震で校舎や寮などが被害を受けた熊本高専八代キャンパスはちょうど2カ月がたった28日、予定通り後期の授業を開始しました。
八代市にある国立熊本高等専門学校八代キャンパスは、7月28日の熊本地震で校舎が損傷し、地面には段差ができるなどしました。
また、図書館も多くの棚が倒れ、散乱した本で床が埋め尽くされました。
【8月13日 熊本高等専門学校 林 健司 校長】
「手がつけられない。ここは書架ごと交換しないと危ない。後期が始まるまでに間に合うかどうか危ないところ。不安を感じている」
被害はさらに学生寮にも及んでいて、漏水でフロアが水浸しになり、生活できない状態になっていました。
【尾谷 いずみ キャスター】
「熊本高専八代キャンパスは校舎の安全は確認されていて、本来の予定通り28日から後期がスタート。学内に学生が戻りました」
交通事情によって通学が難しい学生のために、授業はオンラインでも対応しています。
そして、こちらは被害が大きかった図書館、今も発災時のままの状況で、改修か建て替えかなど10月以降に判断されるということです。
しかし、学内には資格取得や進学、就職に関する実用書など運び出すことができた約2000冊を集め、ミニ図書館が造られました。
【熊本高専八代キャンパス 校長特別補佐 上久保 祐志 教授】
「なんとかして安心安全に学生を迎え入れるんだという気概で、全員一致協力して取り組んできた」
【1年 明阪 美咲さん】
「本当に久しぶりに友達と会いとても楽しいです」
【1年 磯村 文敬さん】
「自分の誕生日の前日に地震があったので、15歳から16歳に変わるとき新しく心を入れ替えて頑張ろうと思う強いきっかけになりました」
磯村さんは寮生、その寮は今・・・。
【熊本高専八代キャンパス 森山 学 教授】
「八代キャンパス、熊本キャンパスの教職員のべ65人で水を吐き出す作業を行いました」
教職員が休み返上で復旧作業に当たり、浸水被害で使えなくなったベッドなどは新しく購入したということです。
学生たちが戻った熊本高専八代キャンパス、10月には学園祭が予定されています。
