富山空港から高山へのタクシー移動に対する助成について、富山県は観光客の県内の素通りを回避するため、空港に到着後、すぐに高山へ移動するケースを対象から除外する考えを示しました。
県は空港の利用促進に向けた一環として、9月補正予算案に高山までの移動を1万円で利用できる定額タクシーの運行などにあわせて700万円を計上しています。
この事業を巡り28日の県議会予算特別委員会で自民党議員会の井上学県議は、空港に到着した観光客が富山を素通りし、県内での消費拡大や宿泊につながらないのではないかと指摘。
地元の利益を確保するため、条件を見直すよう求めました。
これに対し新田知事は、空港に到着後、すぐに高山へ移動するケースを対象から除外する考えを示しました。
*新田知事
「懸念を払拭するためにタクシー利用料金の助成にあたり空港から直接高山へ向かわれるケースは除くことにしたいと考える。具体的には利用の要件を搭乗の翌日からの1週間以内として県内での滞在時間の増加やそれに伴う消費の拡大を促す」
さらに、タクシーの乗車場所を県内全域に拡大するとともに利用人数や利用区間のデータを取得し、事業の効果を検証するとしました。
