学童疎開船「対馬丸」の船長の出身地である長野県で20日、対馬丸記念館が講話を行い、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えました。
長野県安曇野市は対馬丸の船長・西澤武雄さんの出身地で、出張講話は地元の有志からの依頼に記念館が応じて実現しました。
対馬丸に乗っていた二人の姉を亡くした外間邦子さん:
「姉たちが学童疎開で命を落としたことを考えると(犠牲になった子どもたちを)あの冷たい悪石(島)の海にいつまでも沈めておくのはとても耐えられない、苦しいこと」
来場者は:
「語ってくれる人がいなくなってしまう前に、私たちが聞いておかないといけないことがあるんだと感じました」
参加者は対馬丸事件の悲劇を二度と繰り返すまいと平和への思いを新たにしていました。
対馬丸記念館は現在、犠牲になった船員たちを平和の礎に追加刻銘する調査を実施していて、西澤船長の娘からは許可を得ることが出来たとして手続きを進めているという事です。
