関東地方の大雪の影響で、首都圏の鉄道は運休などが相次いだが、東海道新幹線は6日朝まで最大10分ほど遅れが生じただけだった。その裏では、運休にならないよう、様々な雪対策が取られていた。
まさしく「縁の下の力持ち」 雪落とし部隊が大活躍
JR東海によると、除雪車で線路上の雪を取り除くほか、雪が降りやすい岐阜羽島駅から京都駅の間ではスプリンクラーを設置し、舞い上がった雪が車体に着かないように散水していた。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/700mw/img_6342d402712c92e33d0fad61acca1acc825586.jpg)
さらに、「雪落とし部隊」と呼ばれる職員がいた。
新幹線の下についた雪の塊が走行中に落ちてしまうと、車両の機器や沿線の設備を壊してしまうため、この「雪落とし部隊」と呼ばれる職員が1両に1人の間隔で待機し、高圧洗浄機で雪を落としていた。
![](https://fnn.ismcdn.jp/mwimgs/d/5/700mw/img_d502e57ed72d8e265adb5e2613ab49d5866532.jpg)
こうした対策を取ることで、雪の影響を最小限に抑えていた。
(東海テレビ)