赤信号にもかかわらず、交差点に進入するごみ収集車。
真夜中の都心で相次ぐ信号無視の瞬間をドライブレコーダーがとらえていた。

21日午前2時ごろ、東京・杉並区内の道路を走る1台のごみ収集車が、赤信号にもかかわらず交差点内へ。
すると画面左から右折車が現れ、ごみ収集車は急停止。
衝突は免れたが、次の瞬間、信号が青に変わる前に、そろりそろりと動き出し、信号を無視して交差点を直進していった。

投稿者はその20分後にも、別の場所で信号無視に遭遇。

後ろのタクシーが交差点に差しかかる前に信号は黄色から赤に変わったが、そのまま直進した。

さらに、その3分後にも、右折車だけが進める信号表示を無視して、左側車線のタクシーが交差点を左折した。

投稿者はこの日、少なくとも3件の信号無視を目撃した。

信号無視の目撃者「夜中に信号無視する車はたまに見る。(ごみ収集車は)ふらついている感があったので、危ないなと思いました」

愛知・碧南市でも22日、危険な信号無視をカメラがとらえていた。

映像では、横断歩道の手前にいた高齢の男性が歩き出した次の瞬間、男性の前に赤い車が突っ込んできた。信号は赤だった。

車は右折専用車線から無理やり前に出てきたと目撃者は話す。

事故寸前の目撃者「ちょっとびっくりしたんですよね、それであっけにとられているうちに、そのまま赤信号を左の方に信号無視で曲がっていってしまった。ハンドルを握らないでほしい」

事故を起こしかけたにもかかわらず、赤い車はその後、車が途切れたタイミングを見計らい、赤信号の交差点を左折していった。