鹿児島県内各地の特産品が並ぶ店では、ゴールデンウィーク前半戦を楽しんだ帰省客や観光客でにぎわっていました。鹿児島の思い出にどんなお土産を買ったのか、聞いてみました。
取材したのは、鹿児島市の天文館の中心部にある、かごしま特産品市場。
県内各地から取りそろえられた、2000ものアイテムが並びます。
家族で帰省した男性が買った物は?
愛知からの帰省客
「調味料。黒豚みそ、めんつゆ(を買った)。甘いので。こっちの方が。4月29日から来ていて、きょう帰る」
Q.鹿児島どうだった?
「楽しかった」
熊本から観光に訪れた男性は…
熊本から観光
「最後にお土産を買って帰ろうかと。珍々豆。帰ってからのおつまみにと買った」
こちらの男性が買ったのは、あのソウルフード!
神奈川から観光
「ボンタンアメを買った。きょう帰りに食べたいなと思って。ふつうに駄菓子として甘くておいしい」
職場の同僚だという女性2人組は。
大阪から観光
「安納芋ぼうろ。会社のお土産に20個ぐらい。あと黒酢と焼酎。焼酎3本も買ってた」
この連休前半戦、県内の端から端まで観光したそうで…
「フェリーで来たので、フェリー2泊・現地3泊で(来た)。雄川の滝(南大隅町)がどうしても見たくて。その後は指宿にも行って。(地理を)分かってないからかなり無理なことを」
帰省や旅の締めに思い思いの買い物を楽しむ人たちでにぎわっていました。
このお店では特に、先日の全国ネットの番組で紹介されたドレッシングや、いまが旬の新茶、自宅でも楽しめる枕崎産のかつお節などが売れているということです。
さらに、観光客のニーズに応える「売り方」にも工夫がされています。
野平美奈子記者
「お土産としても配りやすいという理由で、個包装のお菓子が人気だということです」
「げたんは」や「かるかん」といった鹿児島ならではのお菓子を始め、多くの商品が手軽に買える個包装で販売されています。
お土産として配ったり、自分用に買ったり、好きな分だけ買える点が人気です。
福岡から帰省
「会社の方やお世話になっている人に、ちょっとしたお土産で。黒糖が鹿児島有名なので小分けで渡せれば」
兵庫から観光
「ちょっとずつつまみたいなと思って」
Q.自宅用ですか?
「そうです。どんな味か分からないから(少しずつ買った)」
3日からの連休後半はクルーズ船の寄港予定もあることから、この特産品店ではさらに多くの人出を見込んでいるということです。