自民党の国会議員が、またしても不祥事で謝罪した。
自民党元外務副大臣・武井俊輔議員「事務所の責任者としても、本当に申し訳なく思っております。心よりおわび申し上げます」
2日午後5時、深々と頭を下げたのは、武井俊輔元外務副大臣。
問題となったのは、自身のSNSに投稿したメッセージ。
4月28日、宮崎・日南市の国道で、公設秘書が運転する車の中の写真を投稿した武井議員。
しかし、そこに写し出されていたのは、制限速度の時速60kmを大幅に超える91kmのメーター表示だった。
30km以上のスピード違反となれば、いわゆる「一発免停」レベル。
投稿はその後、削除されたが、画像は瞬く間に拡散された。
自民党 元外務副大臣・武井俊輔議員「当日は補欠選挙の投票日で、さまざまなやりとりをしていて、それに没頭していて、まったくそれ（スピード違反）には気づきませんでした」
武井議員をめぐっては、2019年に秘書が酒気帯び運転で追突事故を起こしたほか、3年前にも、車検と保険が切れた武井議員の車を運転していた秘書が自転車と衝突。
このときは、武井議員も同乗していて、車はそのまま現場を離れようとした。
旧岸田派の中堅議員が再び起こした、車をめぐる不祥事。
自民党 元外務副大臣・武井俊輔議員「自動車に関して、さまざまな形でご迷惑をおかけしてきたことは、たいへん率直に反省しているところでございます。秘書を含めて徹底してきたつもりですが、あらためて、二度とこのようなことがないようにしっかりと取り組んでまいりたい」
運転していた秘書は、次の行程があり急いでいたと説明している。
