放浪の天才画家・山下清。晩年には陶磁器の絵付けも手掛けています。

こちらは直径約50センチの有田焼の大皿。
東京出身でありながら、九州への思いが作品に表れています。

【山下清の甥 山下浩さん】
「本人は15年間の(放浪の)中で「九州に7回来た」と言っている。7回来たのは九州が非常に好きだったから。「九州の人があたたかい」「いつも笑顔で受け入れてくれるところがいい」と言っていた。佐賀の作品、特に有田焼の絵付けをしている。絵付けの場合、皿の曲面に描くのは難しいが、特に苦もなく制作しているのが彼の技法の1つ」

「山下清展」は5月12日まで、佐賀市の県立美術館で開催されています。

サガテレビ
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