鳥取・倉吉と関西を結ぶ特急「スーパーはくと」の特別列車「名探偵コナン号」の車内からコナンくんがプリントされた座席カバーがなくなっていた問題で、車両を所有する智頭急行は、盗まれた可能性もあるとして被害届の提出を検討していることを明らかにしました。

智頭急行・西尾浩一社長
「たぶん盗難だろうと思っています。警察に相談していて、被害届を正式に受理してもらっていないが、提出する方向で相談している」

智頭急行の西尾社長は23日の会見でこのように述べ、紛失したのは8枚で、すべて盗まれた可能性が高いとして警察に被害届の提出を検討していることを明らかにしました。
この問題は、2023年12月に運行が始まった特急スーパーはくとの特別列車「名探偵コナン号」の車内から、コナンくんがプリントされた座席のヘッドレスト部分のカバーがなくなっていたことが分かり、その後、車両のラッピングを企画した県が、異常な事態であるとして紛失の事実を明らかにしていました。
智頭急行は、被害届の提出に向けて警察と相談しているとした一方で…。

智頭急行・西尾浩一社長
「一時の気の迷いで改心するなら返してほしい」

このように呼びかけ、返却された場合は被害届は出さないとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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