開業30周年を迎え、時代に合わせたジェンダーレスなデザインに変わります。
鳥取県と岡山・兵庫を結ぶ第三セクター鉄道・智頭急行の新しい制服が披露されました。
23日に鳥取県庁でお披露目された智頭急行の新しい制服。2024年12月に開業30周年を迎えるのにあわせてリニューアルされます。これまでは男女異なるデザインでしたが、新しい制服は男女共通に。多様性への配慮が求められる時代の流れにあわせて、ジェンダーレスのデザインを初めて採用しました。
乗務員や駅係員の制服は2003年以来21年ぶり、技術系などの社員は1994年の開業以来初めてのリニューアルです。

智頭急行・西尾浩一社長
「(男女)ほぼ共通の形の制服をあつらえまして、それを社員に着てもらう」

リニューアルにあたって、智頭急行では2019年に社員13人のプロジェクトチームを立ち上げ、制服を着用するすべての社員から意見や要望を集約。ストレッチ性や通気性に優れた素材を使って、「働きやすい制服に」という社員の声を実現したということです。

智頭急行・西尾浩一社長
「リニューアルをもとに、制服を着た社員がお客様にサービスなどの対応についてしっかりやってくれればありがたい。それをやってくれるだろうと期待しています」

新しい制服は、6月中旬から着用が始まる予定で、開業30周年の節目に気持ちもいで立ちも新たにサービス向上を目指します。

TSKさんいん中央テレビ
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