ゴールデンウイークを前に、宮城県女川町では4月22日から旅客船の安全点検が始まりました。
この安全点検は、東北運輸局石巻海事事務所などが毎年、この時期に行っているものです。22日は、女川港と離島・江島を結ぶ定期航路の旅客船「しまなぎ」で、担当者が点検のため船に乗り込みました。
点検では救命胴衣など安全設備が適切にそろっているかや、おととし4月に北海道知床半島沖で観光船が沈没した事故を受けて、無線の整備状況なども念入りに確認していました。22日の点検では問題事項は無かったということです。
東北運輸局 大釜達夫次長
「利用者の安全安心が第一で、運航する事業者は安全意識を高めて日々の運航に努めてほしい」
点検は4月25日までで、石巻海事事務所では6事業者を対象に実施します。