復興のシンボルのこいのぼりが2024年も空を泳ぎます。西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町の森林公園で180匹のこいのぼりがお目見えしています。

ゆらゆらとなびく約180匹のこいのぼり。倉敷市真備町の真備美しい森では市民の寄付で集まったこいのぼりを9年前から掲げています。

2018年の西日本豪雨では地域のこいのぼりが流されるなど被害が大きかったことから、このこいのぼりは復興のシンボルとして親しまれています。主催者によりますと多い年は250匹が掲げられていましたが傷んだものが増え、市民にこいのぼりの寄付を呼びかけています。

(真備美しい森を守る会 畑義人会長)
「真備で被災した子供がおじいさんやおばあさんから買ってもらったこいのぼりが水没して再び揚げられないという中で、是非ここに来て遊んでもらえたら」

こいのぼりは5月11日まで掲げられ、5日のこどもの日にはステージや屋台などが並ぶ、イベントが行われます。

岡山放送
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