黒部市宇奈月で国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統芸能「明日の稚児舞」が奉納され、地元の小学生4人が優美な舞を披露しました。

明日の稚児舞は黒部市宇奈月の明日山法福寺に430年以上前から伝わる伝統行事で、毎年4月の第3日曜日に行われています。

今年は地元の宇奈月小学校に通う1から5年生の児童の男女4人が稚児に選ばれ、およそ2週間前から練習してきた5つの舞を披露しました。

訪れた人たちは稚児たちが優美に舞う雅やな雰囲気を楽しんでいました。

「明日の稚児舞」はかつては男の子だけが稚児となり舞を奉納していましたが、少子化の影響で成り手が少なくなっていることから、明日稚児舞保存会では今後も年齢や地域にとらわれず、伝統芸能の継承に努めていきたいとしています。

富山テレビ
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