まるでフェスさながらの盛り上がり。
フィットネス業界の新たなトレンドは“推し活”。

総勢800人が熱狂しているのは、19日から幕張メッセで開催されているフィットネスイベント。

暗闇で大迫力の音楽の中、インストラクターとともにバイクマシンをこいで、こいで、こぎまくる。

運動だけでなく、没入感や高揚感が演出されているイベントは、インストラクターを熱烈に応援する“推し活”という目的もある。

フィットネス業界全体の利用者数が伸び悩んでいるといわれる中、近年トレンドの推し活を通した新たなフィットネスビジネスを目指す。

今湊敬樹キャスターも体験したが、開始6分で「足がもう、ぱんぱんです」と話した。

さらに、プログラムの途中では津軽三味線の第一人者・吉田兄弟が登場し、力強い生演奏でより一層、会場の士気をあげた。

今湊キャスターは、「もう体力がゼロです。インストラクターさんの掛け声が奮い立たせてくれるので、やめるという選択肢が自分の中から消えていくんですね。あとちょっと頑張ろうという感じでした」と、疲れた様子を見せながらも、80分完走した。

参加者は、「最高です」、「やばい、超最高でした。全てが抜ける感じ。汗と悩みやストレスが発散できる感じがハンパないです」、「(推しは)さっきやっていたAkitoさん。一生懸命頑張ってるから自分も頑張ろう」などと話した。

インストラクターのAkitoさんは、「好きなことに没頭できることは素晴らしいことなので、僕をきっかけにFEELCYCLEが好きになっていただければうれしい」と語った。

インストラクターが推しになることで、使用するジムウエアやプロテインといった商品の売り上げ上昇も期待されている。

「LUSTER」製作委員会 責任者・Rioさん「グループエクササイズの魅力やエンターテインメント性をFEELCYCLEは自負として推していきたいし、持っている。そこに気づいて価値を感じてもらえたらなと思う」

フジテレビ
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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