富山地方鉄道は、来月、高速バスを60便一時運休します。
背景には慢性的な運転手不足があり、5月の修学旅行を優先したためとしています。

富山地方鉄道は来月10日以降、東京線、新潟線、名古屋線などの路線で一部の便を計60便運休します。
このうち、最も影響の大きい名古屋線は来月11日から17日まで26便が運休されます。

富山地方鉄道によりますと、ゴールデンウィーク明けはコロナ禍を経て復活した「修学旅行」の需要が多く、2年前から予約されていた貸切りバスの運転手確保を優先したということです。

高速バスについては他社への運行振替も検討されましたが調整がつかず、予約客には払戻しの対応が取られます。

地鉄の高速バスはいずれの路線もコロナ禍以降減便ダイヤとなっていて、先月には金沢線を廃止。
今月からはじまった運転手の時間外労働の上限規制で、運行に影響が出ています。

富山テレビ
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