鹿児島県警本部で4月19日、県内各警察署の署長ら幹部による会議が開かれました。会議では冒頭、警察を管理する県公安委員会の委員長が、警察官の逮捕事案が相次いでいることに関して「残念でならない」とコメントしました。
鹿児島市の県警本部で開かれた県下警察署長等会議には、県警本部長や各警察署の署長ら約80人が出席しました。
会議では冒頭あいさつに立った県公安委員会の増田吉彦委員長が相次ぐ警察官の逮捕について「厳しい情勢の中、自覚の乏しい職員がいたことが残念でなりません」と苦言を呈しました。
また県警の野川明輝本部長は「情報漏えいや違法薬物のの使用が許されないのは警察職員でなくても分かる」としたうえで「警察官は自らの行動に対する自己評価についても公正でなければならない」と、警察職員に自らの行動を見つめ直すよう語気を強めました。