イランの爆発報道などを受けて、東京株式市場は全面安となり、日経平均株価は一時1300円以上値を下げた。

東京株式市場では、ニューヨーク市場でハイテク関連の株価が下落した流れを受けて、半導体関連銘柄が売られる展開で始まった。

イランで爆発があったという中東メディアの報道が伝わると、投資家がリスクを回避しようとする姿勢が強まり、平均株価の下げ幅は一時、1300円を超えた。

取引時間中に、3万7000円を下回るのは、約2カ月ぶり。

東京外国為替市場の円相場は、円安基調が続いていたが、報道を受けて、円買いの動きが強まり、1ドル = 153円台での値動きとなっている。

19日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、18日に比べ、1260円89銭安い、3万6818円81銭、TOPIX(東証株価指数)は、2603.07だった。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。