安部さんのコーナーです。
広島が全国に誇る「卵焼き工場」に行ってきました。今回はその第2弾です。
いきます!覇気!じゃなくて「卵ヤキ!」パート2!
【安部友裕さん・あじかん広島工場・三宅隆行工場長】
「なんちゅう量なんですか、これ」
「1時間に約500本くらいできます」
1962年に創業した広島市の食品メーカー「あじかん」。
業務用の卵焼きは全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアの弁当などに採用され、業界シェアでトップを走り続けています。
その味は…
【安部さん】
「おいしい、フワフワ」
1日に16万個から17万個の卵を使っているというあじかんの広島工場。
今回は、偶然から生まれたさらにフワフワの卵焼きに迫ります。
「覇気!安部友裕のツイセキ」
【三宅さん・安部さん】
「まん丸の卵焼きですね」
「きれい」
きれいな筒形をした卵焼きがどんどんと仕上がっていきます。
400種類ある「あじかん」のタマゴ製品の中でも、絶賛売り出し中の「まどか」です。
【三宅さん・安部さん】
「元々はスクランブルエッグをつくろうとしてスクランブルエッグをつくったときにクルクル回って筒になっちゃったんで『こっちのほうがいいんじゃない!?』という感じで」
「これ完全にもうラッキーですよね」
唯一無二の製造工程のため詳しいことは明かせませんが、最初に食べた「厚焼玉子」をさらに上回るフワフワの食感が特徴です。
【安部さん・三宅さん】
「びっくりだ。ちょっとこれ…食べることができるんですか?」
「分かりました」
工場長に、このタマゴ焼き「まどか」を美味しく味わえる方法があると聞き向かった先は…
【安部さん】
「こんにちは。びっくりした!びっくりした!」
あじかんの社内にこの春新設された巻MAKI課の師範、加地遥香さんとマスコットキャラクターの「巻之助くん」が出迎えてくれました。
【あじかん 巻MAKI課加地遥香さん・安部さん】
「渡したいものが…」
「びっくりした。攻撃しよるんかと思った」
「巻之助くん」が手渡してくれたのは「巻きずし」でした。
【加地さん・安部さん】
「まどか焼成機でつくった卵焼きをボンっと一本入れた巻きずしを作っていこうと思います」
「あれを巻きずしに入れちゃうということですか」
前もって師範の加地さんがつくってくれたお手本を見せてもらうと…
【安部さん】
「なんというインパクト。凄くないこの卵。超主役感。これいただきますよ」
見るからに「まどか」が目を引く大きな巻きずし…そのお味は!
【安部さん】
「うま、フワフワ。味も重くなく、優しく周りを引き立ててくれている。非常においしいです。早くつくりたい」
「あじかん」は小学校などで出前教室を開き伝統の食文化と卵焼きの魅力を広く伝えています。
師範の加地さんに教わりながら、立派な巻きずしをつくっていきます。
【安部さん】
「お~、ずっしりですね」
酢飯の上に卵焼き「まどか」を丸ごと一本のせ、しっかり巻いていきます。
巻きずしづくりは初挑戦…でしたが…
【加地さん・安部さん】
「くるっと、思いっきり。いい感じですね」
「軽くクックックと」
「これ、うまいんじゃないん?」
「結構、横から見てもきれいですね」
加地さんのアドバイスもあってピタリと中心に「まどか」がハマった巻きずしができました。
【加地さん】
「相当きれいに真ん中にありますよね。ご飯も均等に」
「左右対称で均等すぎてちょっとびっくりしています。
「師範もびっくりで。どうですか。どうですか」
【あじかん営業本部・小林功一副本部部長・安部さん・巻之助くん】
「いやあすごいですね。初めてですよね」
「巻之助どう?」
「(うなずく)」
「認定だ」
自分で作った巻きずしは…
【安部友裕さん・加地さん】
「これはうまいよ。これ普通はスクランブルエッグを作ろうとしたら失敗だとなるところをこれを商品にもしたという…」
「失敗からうまく発展していった商品です」
「素晴らしい企業、人間は失敗から学ぶんですよね」
これまで、BtoBの業務用の卵焼きで国内シェアトップをひた走ってきた「あじかん」ですが、これからはイベントを通じ地元・広島の人にも、直接、食べてもらえる機会を増やそうと考えています。
【加地さん・安部さん】
「色々な食のイベントに出させてもらっているので、そこに来てもらえればこのような巻きずしを出させていただいています」
「そこのブースに僕がつくっているみたいなね。これはもう『覇気かん』であじかんじゃなくはきかん・・・」
「はい、その名前で…もっと広げていきたいなと思います」